数ヶ月に一度、大阪で行われているエステティシャンのための「上級人体解剖学」の授業を受けに行っています。
エステティックサロンや出張美容を利用される方は、美と健康を求めて施術を受けられます。そのためには、トリートメント技術だけではなく、トリートメントがどのように身体に作用しているのかや、日々の生活にどのような習慣をつけていただくかのアドバイスが必要になるため、解剖学の知識をより深める必要があります。
今回は脳内ホルモン[神経伝達物質]についての授業でした。
多幸感のドーパミンや落ち着きのセロトニン、闘争のノルアドレナリン、鎮静のGABAなど、聞きなじみのある神経伝達物質ですが、掘り下げて学ぶと本当に奥が深くて面白い。
特にパロチンという唾液に含まれるホルモンがエステティックや介護美容に直結していて興味深く感じたので紹介します。
パロチンは、「耳下腺」という唾液腺の中のひとつでフェイシャルでもよく刺激をする部位から分泌されます。
快感、欲求、愛情を感じた時に分泌され、身体の発育、カルシウム代謝、老化防止に関与します。その分泌信号は脳に伝達され、身体に活性作用のあるホルモン全般に影響されるそうです。活性作用のあるホルモンといえば、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなど代謝を上げるものや、βエンドルフィンなど脳内のエネルギーを増幅させるものなどです。
エステティックや介護美容の施術で身体に心地よさを感じ、自分を大切にする時間、自分のことだけを考えていい時間を過ごすことでパロチンを分泌し、脳にも心地よさが届き、全身の代謝が高まるという、好循環が起こることを学びました。
エステティックや介護美容を提供する機会を、さらに増やしていきたいと感じました。

講師 吉本智美